誰もがその壁を
乗り越えてみれば、
思っていたよりも低い壁に
苦しんでいたことに気づく。
それを成長というのだろう。
(いのちの理由、さだまさし)
まだ心を構えすぎていないうちは、
行く手に邪魔されるものを感じると、
なんだか壁があるなーって思う。
遠くから眺めているうちは、
その時の気分によって
高く見えたり、
そうでもなく見えたりもする。
そして、
それだけで
思い込んでしまうこともある。
高すぎて無理だ、
低いから大丈夫だ、
とか。
壁の本当の高さは、
見ただけでは分からない。
それに加えて、
自分の実力だって、
壁に立ち向かってみなければ、
見えてこないことも多い。
できるかできないか、
を最初から問題にすると、
だいたい、やらない方がいい、
と思ってしまうことが多い。
だから、
そこは考えない方が
いいかもしれない。
できるかできないか、
っていうことじゃなくて、
やってみるかやらないか、
やりたいかやりたくないか、
そっちが問題。
そのうえで、
できたらいいし、
できなかったら次を考えればいい。
それだけのことだと思う。
(参考)いのちの理由(さだまさし)
No.5537