説得を受け入れて変わる?…

なぜぼくたちは、
「説得を受け入れて変わる」
ことを恐れるのだろう。
相手が自分と違う意見を主張すると、
なぜ胸がざわつき、
躍起になって
否定しようとするのだろう。

それは、ほんとうは、
ぼくたちは他人が怖いからだ。
自分と違う意見の人間がいることに
恐れを抱いているからだ。

(「あの日」からぼくが考えている「正しさ」について、高橋 源一郎)

今ちょうど、
他人を説得しようと
思っていることがあります。

と同時に、
説得されようとしている空気も、
うっすらと感じます。

相手を説得しようとすれば、
自分も説得されそうになり、

自分は説得されないと思えば、
相手も反発してくるもんです。

カケヒキではないですが、
こちらが心を閉じていて、
相手の心を開くことなんて、
まず難しい。

自分のまわりに、
説得されてもいいよ、
っていう空気が漂っていないと、

相手も、こちらの説得に、
乗ってくる気配を
もってくることはないのです。

ただ、
自分に自信がない時に、
自分が否定されることは、
とても、心痛い。

だから、少しでも、
自分の意見に反対されそうな気配を
感じると、逃げてしまいたくなる人もいる。

私も、そのうちの一人かな。

だから、思う。
最初から説得なんて
考えない方がいい。

かといって、
自分の意見を言わない、
っていうことでもなく。

通ろうが、通りまいが、
自分の意見はいう。
ただ、自分の知らない方向からの意見も
あるんだろうな、という覚悟をもって。

(参考)「あの日」からぼくが考えている「正しさ」について(高橋 源一郎)

No.5538


こころの処方箋(河合 隼雄)

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