青臭さ…

生きれば何かが見えるのか。
何かが掴めるのか。
何かを残せるのか。
生きるって何なんだ。死ぬって何なんだ。
いい年をして、俺は
こんな青臭いことばかり考えている。

けれど、もしかしたら、
真実というのは青臭さの中にこそ
存在しているんじゃないかと思うんだ。
そこに戻らなければ見つけることが
できないんじゃないか、
今の俺はそんな気がしてならない。
だから…、俺はこれからの人生を
青臭く生きようと思う。

(途方もなく霧は流れる、唯川恵)

先日は、
きゅうり1本28円で
売っていた。

青臭いから、
きゅうりは嫌いだ、
っていう人もいる。

そういう青臭さに
たとえられる、
人間の言葉とか行動って
何だろう…?
と改めて考えてみる。

ハッキリと生だ、
加工されていない、
というイメージなんだろうなぁ。

青臭いことを言うと、
青臭く生きていると、
だいたいバカにされる。

それは、
世の中に慣れていないから、
それに慣れ親しみすぎて、
ダメになっちゃった人間にとっては、
受け入れがたい姿なんだろう。

そんなんで生きていけないだろう、
生きていかれてしまっては、
俺の立場はどうなる?迷惑だよ、
みたいな感じかな。

だから、「すごいねぇ」「若いねぇ」
と言いながら、非現実的なヤツという
レッテルを貼っていたりする。

そう思われてもいいじゃないか。
青臭いヤツが、化学反応を
起こすことだってあるだろうから。

(参考)途方もなく霧は流れる(唯川恵)

No.5577


道は開ける(ディール・カーネギー)

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