自分で経験して、失敗して、
正解を見つけなくてはいけないんです。
(恋の知恵本、秋元康)
見つけてもらった正解は、
意外とありがたくない。
それどころか、
たとえ間違いがなくても、
押しつけっぽく
感じられるもの。
いや、
間違いがなく、
自信もって与えられるからこそ、
押しつけられた感じが
してしまうのでしょう。
一方、
自分で見つけた正解は、
たとえ、ささいなことでも、
今世紀最大の発見でも
したかのように思うことさえある。
正解を早く
見つけることが大切か。
見つけた正解で
早く行動に移せることが大切か。
これらを
考えることが
必要だと思う。
私たちは、
自分のことを忘れる。
正解は、かなり早く
分かっているのに、
なかなか行動に移せないことは、
とても多い。
それでいて、
他人に対しては、
正解を早く見つけさえすれば、
自動的に行動が始まり、
問題が解決するかのように
期待してしまう。
そんなことはない。
自分も他人も、
正解をどれだけ早く見つけても、
その先は、別次元なのだ。
どう動き始めるか、
どう動き始めさせるか。
ここを忘れると、
正解のコレクターになっちゃう。
(参考)恋の知恵本(秋元康)
No.5619