芸術は特別の人のものではない。
すべての人の生きがいであり、
生きることそのものなのだ。
(岡本太郎に乾杯、岡本敏子)
生きることは、
人それぞれのオリジナルだから、
アートになるはず。
別に、目立つとか、
何か賞をもらうとか、
大きな成功、幸せをつかむとか、
そういうことに
こだわらなくてもいいと思う。
自分に与えられている材料で、
どんな人生を作られるか、
それに心を注げたら、
十分に幸せじゃないだろうか。
人と比べ始めたら、
持たされている材料すら、
見えなくなってしまう。
生まれた環境が
良くなかったとしても、
住んでいる家が
いまいち気に入らなくても、
自分がもらってる報酬に
納得がいかなくても、
服のセンスが
ちょっと?だとしても、
その他いろいろ
気に入らないことがあっても、
自分の人生を台無しにするほどの
ことじゃない。
自分の持ってる材料で
作られる人生に、
失敗作なんてないのだ。
アートなのだ、
芸術なのだ。
人生は、作品なのだ。
(参考)岡本太郎に乾杯(岡本敏子)
No.5784