景気は人の気分がつくるもの。…

景気は人の気分がつくるもの。
不安や暗い気持ちで、
お金を使わない人が多ければ多いほど、
世の中に出回るお金が少なくなり、
不景気になっていく。気分が大事。
うつうつとしていてはいけないのだ。

(ニッポンを幸せにする会社、鎌田實)

心を明るくするのに、

自分だけで
明るくなれる人がいれば、
そうでない人もいる。

そして、
自分で明るくなれない人でも、
近くに明るい人がいれば、
明るくなれる人もいる。

もちろん、
そういう人が近くにいても、
明るくなれない人もいるのだ。

ただ、
明るく振る舞っていた人に、
だまされた経験のある人は、

近くに明るい人がいて、
明るくなれる能力があっても、
警戒してしまうだろうなぁ。

バブル景気を経験した、
いまの日本の空気は、
そんな具合かもしれない。

本著には、こんな言葉もあった。

「お金は人生を豊かにするための道具だ。
 道具はどれだけいっぱいあっても
 使わなければ何にもならない。
 もちろん将来の生活のために、
 貯めておくことは大事だ。
 でもある程度貯まったら、家を買うとか、
 車を買うとか、旅行をするとか、芝居を見るとか、
 生活を楽しむために使ったほうがいいのだ。
 貯めるだけ貯めても、
 残念ながら冥土には持って行けない。」

お金で気分が
左右される世の中は、
これからも、おそらく変わらない。

だとしたら、
そういう景気、世の中にあっても、
自分が変わるしかないんだよな。

(参考)ニッポンを幸せにする会社(鎌田實)

No.5827


モモ(ミヒャエル・エンデ)

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