何が「ふつう」で…

何が「ふつう」で
何がそうじゃないかなんて
誰が決めたの?

あなたにとっての「ふつう」が
この世の常識ってわけじゃないし、
この世の常識が必ず正しい
ってわけでもないでしょう。

(放蕩記、村山由佳)

自分を見て、
思うのだけれど、

常識を押しつけられるのが、
嫌いな人間ほど、

他人に、
自分の常識を
押しつけていることが
多いかもしれない、と。

つまり、
常識にしろ、情報にしろ、
自分の理解しやすい範囲のことでないと、
拒否反応を起こしやすい
ということは、

拒否することそのものが、
1つのメッセージなわけで、
そのメッセージは、
行動なり言葉で必ず伝わるからだ。

もしかしたら、
他人から押しつけられる常識よりも、
ものすごい強い力で
自分の「常識」を押しつけていることすら
あるだろう。

「嫌だ!」という気持ちは、
それだけ強烈だからだ。

他人を、
他人の考えを、
嫌うというのは、
そういうことだと思う。

「へぇ、そんなふうに
 考える人間もいるんだ」
くらいで、受け流せるようになれば、
他人への押しつけも
ゆるんでくるでしょうね。

(参考)放蕩記(村山由佳)

No.5877


道は開ける(ディール・カーネギー)

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