考えても わからない…

考えても
わからないということが、
わかりましたよ。

(水滸伝 11 天地の章、北方謙三)

人生、
うまくいっている時には、
人は、あまり考えない。

なんだか、
うまくいかないなぁ、
しんどいなぁ、
苦しいなぁ、
面倒くさいなぁ、
と思うようなことがあると、
人は考え始める。

なんでだろう?

どうして、自分だけ?

何が(誰が)悪いんだ?

みたいなことを考え出す。

ただ、いつも、
ハッキリと分かりやすい答えが
あるとは限らない。

仮に、
自分でこれだと思った答えが、
本当に正しいとも言えない。

自分で思い込んでいるだけ、
ということだってある。

考えて考えて
導き出した結論が、
いい結果をもたらすばかりじゃない。

とっさに思いついた決断が、
意外といい結果を
引き寄せることだってある。

考えるだけじゃ、
どうしようもないことも多いのだ。

とにかく、
動いてみるしかない。
それでしか、
前が見えてこない。

そういうことなのだろう。

(参考) 水滸伝 11 天地の章(北方謙三)

No.5888


常識にとらわれない100の講義(森博嗣)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です