野心を持って…

野心を持って
努力をし続けるのは、
本を読むことにも似ています。
本を読み始めると、
自分はどれほど
無知なんだろうとか、
この分野を知らないのは
まずいなぁとか、
この先また別の本を
読んでみたいなと思う。

努力をする人には
いろいろなページが
開いてくるんです。

(野心のすすめ、林真理子)

わたしの場合、
「チーム・バチスタの栄光」
を書いたの海堂尊さんの新作本を読むたびに、

うーん、
バチスタにはかなわないなぁ、
と思うことが多い。

最近の直木賞、
朝井リョウさんの本を読むと、
若いセンスを感じて、
なかなか面白いこと言うなぁとか、
考えたりする。

つい昨日、
藤沢周平さんの「蝉しぐれ」を
また読んだけれど、
この人の本は、二度読みに
耐えられる本だなぁと感じる。

そんな小説に限らず、
どんな本でも、
読んでも読んでも、
知らないことはあるし、

読めば読むほど、
知らないことが
増えてくるくらい。

そうそう、
篠田節子さんの「ブラックボックス」、
真山仁さんの「黙示」では、
農薬、遺伝子組み換え、ハイテク農場について、
そんなことがあるんだぁ、と教えられ、

本当なんだろうか、
と専業農業をしている友人に、
メールを送って確かめたほどだ。

たしかに、知ろうと努力すれば、
いろんなページがどんどん開いてくる。

面白いもんだ。

(参考)野心のすすめ(林真理子)

No.5899

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