金を出してもらうということは、
ほんとうは恐ろしいことと
知るべきなのだ。
金は、受け取った人の
自由を束縛する。
金を受け取った人は、
多かれ少なかれ紐付きになる。
(働きたくない者は、食べてはならない、曽野綾子)
誰か、何かに頼るということは、
それが人間から出るものである限り、
その感情に振り回されたり、
欠点やミスに苦しめられたりする。
昨日ニュースになっていた、
緊急地震速報がいい例だ。
実際より大きく発表したらしく、
気象庁にて「お詫び」の会見を
行っていた。
お詫びする姿、というのは、
税金に頼って成り立っている気象庁
だから、そうなのだろうか。
一方、一般人が、
地震の予知などできるはずもなく、
気象庁の発表だけに頼るしかないから、
それに振り回されたりもする。
頼るというのは、
いいことのようで、
そうでない面もある。
そこに、お金が絡むと、
ますます自由が狭められていく。
No.5997