お世話になっていいのである。…

お世話になっていいのである。
他人のお世話にならずに
生きていられる人などいない。

しかし
どれだけお世話になったかを
見極められない人には、
何の仕事もできない。

(人間にとって成熟とは何か、曽野綾子)

借りをつくったら、
返さなければいけない、
と思うのが人間。

日本人は、
世間の目が気になる人種なので、
その気持ちはますます強い。

だから、
自由に生きたいと思う人の中には、
他人に借りを作らないよう、

他人とのかかわりを
できる限り避けて生きようとする人も
少なくない。

わたしにも、その傾向が
ないとも言えない。

しかし、実際のところは、
意識しないところで、
お世話になっていることが多い、
という気がします。

そういうところまで気にすると、
「生きている」こと自体、
お世話になってることなんだと
気づかされます。

だから、
借りを作らないように、
と気をつけるよりも、
感謝の思いが大切なんだよな。

(参考)人間にとって成熟とは何か(曽野綾子)

No.7005


道は開ける(ディール・カーネギー)

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