勉強が苦手なんじゃなくて、
勉強したいことが
見つかってないだけだ。
それがない人間などおらんよ。
ただし、見つけるのはちょっと難しい。
探そうとしないことには見つからん。
焦ることはないよ。
時間はたっぷりある。
(夢幻花、東野圭吾)
勉強を好きになるか、
嫌いになるかは、
どんなイメージを持たされたか、
あるいは、持ってしまったかによる。
幸運なことに、
勉強を楽しんできた人から
学べた人は、
勉強したいことを見つけやすいと思う。
勉強で苦しんできた人は、
「苦しんでやるもんだ」
という誇りと価値観があるから、
勉強について教える時には、
苦しさをちょっと強調しがちになる。
だから、そのとおりに
印象づけられた人は、
勉強したいことを見つける前に、
苦しみに押しつぶされてしまうことも
多いんじゃないだろうか。
人はふだんの生活のなかで、
何か知りたいとか、
もっと関わりたいと思う時に、
無意識に学んでいるのに、
「勉強」と意識してしまうと、
とたんに苦手意識がもたげてしまう。
学ぶってことは、
ホントはかなり
楽しいことなんですよね。
(参考)夢幻花(東野圭吾)
No.7009