自分が信じたいものを…

人は誰でも、
自分が信じたいものを
信じる権利がある。

(悪の教典、貴志祐介)

信じるなと言われても、
「それしかない」と
思っている人は、
それだけを頼りに
生きるだろうし、

疑うなと言われても、
一度信じられなくなったものは、
なかなか心から頼りきる
ということはできなくなる。

心のことは、
粘土をこねるように
すぐに形を変えられる
ものじゃない。

それが
良い方向に
現れることもあれば、

悪い方向に
向いてしまうこともある。

一度の裏切りを経験しただけで、
何でもかんでも
信じられなくなることも、

現実がイヤだから、
心地よいものなら何でも
信じたくなってしまうのも、

どこか歪んでしまった結果だろう。

自分の心の脆さも分かりつつ、
確かなものを探して
信じられるようになる、
っていうのは難しいんだろうなぁ。

(参考)悪の教典(貴志祐介)

No.7032


人生の短さについて(セネカ)

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