金は単にものを売り買い
するための道具じゃない。
そこには、それを使う者の
理想や志が表れる。
(栄光なき凱旋、真保裕一)
見えないものは、
何らかのカタチとなって
表に見えるようになる。
隠し通せるものじゃない。
他人のそれが見えたときに、
ああ、見える、見える、
と思ったら、
自分の隠しているつもりのことも、
いつか、どこか、誰かに、
見られていると思ったほうがいい。
自分だけは隠し通せる、
なんてことは、
めったにないのだ。
その時々で、
見られることを意識して、
自分を戒められることもあれば、
見られていても気にせずに、
自分の道を歩いていこうと思うことで、
意志が強くなることもある。
そうやって、人は、
人のなかで成長するんだろう。
(参考)栄光なき凱旋(真保裕一)
No.7225