「旅」というのは
不思議な力をもっている。
日常を飛び出して、
ちがう環境に自分自身を
放り投げる。すると、
日常ではできなかったことが、
うまくいくことがある。
環境が変わるだけで、
自分を取り巻いていた壁が
こわれていくことがあるのだ。
(こわせない壁はない、鎌田實)
一つの世界に
深入りしすぎると、
思考も凝り固まって、
何か変化が生じたとき、
対応する力を失ってしまいやすい。
そうならないために、
他の世界を眺めに出かけるのは、
ときに必要だ。
本当に出かけることもあれば、
思考の中だけで、
ちょっと出かけることも
出来るかもしれない。
深入りして、
一つのところにハマりすぎた人生は、
きっと息苦しい。
(参考)こわせない壁はない(鎌田實)
No.7238