大変さをお客さんに…

大変さをお客さんに
感じさせないようにする。
手を抜くのではない。
「さらっと」演じるというのが
表現としては近いが、

いい加減にやっているみたいで、
言葉として好きではない。…
「するりと演じる」。
微妙な表現だが、これが一番はまる。

(ありふれた生活12 とび、三谷幸喜)

仕事というのは、
たいへんな部分が必ずある。

しかし、そのたいへんさを、
「チョー、たいへんだー」
とか騒いでしまえば、

そのたいへんさの価値が、
薄らいでしまうのが、
日本社会の空気のように思う。

言葉でたいへんさを
表現するよりも、

仕事の質の高さで、
そのたいへんさを
分かってもらう。

あるいは、
たいへんな状況でも、
こんな仕事をしているんだ、
と感じてもらう。

そういうことを伝える技術が、
日本で仕事をする時には、
必要な気がします。

そして、
分かってもらえない時には、
分からない人もいるだろう、
とあきらめ、
前に進む余裕もなければ、
自分が自分につぶされてしまう。

仕事はたいへんなんです。
だから、余裕も必要です。

(参考)ありふれた生活12 とび(三谷幸喜)

No.7370


モモ(ミヒャエル・エンデ)

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