誰も君に未来を…

誰も君に未来を
贈ることはできない

何故なら
君が未来だから

(未来へ、谷川俊太郎)

過去に比べれば、
未来って言葉は、
なんだか響きがいい。

それに似て、

負けるに比べれば「勝つ」が、

退くに比べれば「進む」が、

下がるに比べれば「上がる」が、

失うに比べれば「得る」が、

いい感じに聞こえる。

でも、生きていれば、
勝つ、進む、上がる、得る
という場面ばかりじゃないんだよな。

それしかないかのような、
がんばれば、
それだけが手に入るような錯覚を
植えつけることが、
使命であるかのように
発信してくれる人々もいる。

負ける、退く、下がる、失う、
これらがない人生なんて
あるわけないじゃないか。

今輝いているように
見える人たちだって、
みんなこれを経験してきたんだ。

(参考)二十億光年の孤独(谷川俊太郎)

No.7408


道は開ける(ディール・カーネギー)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です