ここに生きようとする時、
人は決意と共に、その決意から
解き放たれた「待つ」ことに
自己をゆだねることがあります。
(ごめんなさいといえる、三浦綾子)
しょうがない、
と言葉でいうだけでなく、
本当に心から
受け止められた時に初めて、
人は本当に待てるように
なれる気がします。
人によっては、
イライラすることがなくなり、
ささいなことに過敏でなくなり、
よく眠れるようになるでしょう。
待てるようになって、
そんな精神状態になると、
そこまでに来る壁が
意外と低いことに気づきます。
しかし、
そこに来る前には、
壁が高くて、とんでもない印象です。
おそらく、壁は高くないけど、
それを乗り越える際に
持ち運ぼうと考える荷物
(理想、こだわり、夢、目標)が
重すぎて、そう感じるのでしょう。
理想、こだわり、夢、目標、
それ自体は悪くない。
けど、荷物になるようなら、
捨ててしまったほうがいい時もある。
さあ、どれから捨てようか。
(参考)ごめんなさいといえる(三浦綾子)
No.7411