何も欠けるところのない人など、…

何も欠けるところのない人など、
この世にはおりませんよ。

(おそろし、宮部みゆき)

みんな、何か欠けている。
何か足りないものがある。

違いは、
その欠け、不足しているところを
悔しがり、こだわって生きていくか、

反対に、
持っているものや、
満たされているものに
目を向けて生きていけるか。

自分の足りないところと、
他人の満たされているところを比べ、
不快になるなら、やめた方がいい。

そんなことをして、
幸せになれる人はまずいない。

もちろん、
比べることで自分の目標を見い出し、
がんばれる人もいる。

だとしても、
人はいつも何か足りない。
それは当たり前のこと。

こだわりすぎることもない。
それを抱えて生きるだけなのだ。

(参考)おそろし(宮部みゆき)

No.7451


こころの処方箋(河合 隼雄)

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