しかし過ぎ去った過去を
悔やんでも仕方がない。
歴史をやりなおすことはできない。
大事なことは現状で
ベストを尽くすことだ。
(海賊とよばれた男、百田尚樹)
同著には、
こんな言葉もあった。
「ガソリンがなければ、
車に乗らないで、歩けばいい。
足はそのためにある。
灯油が足りなくて
ストーブを使えなければ、
外套を着ればいい。
終戦後は長い間、冬は事務所でも
外套を着ながら
仕事をしている人がいくらでもいた。
終戦直後の数年間の苦しみは、
こんなものではなかった。
あれを経験した者にとっては、
今度の石油危機など
どうということはない。」
比べて惨めな気分になるなら、
比べないほうがいい。
満足していたものが、
ちっぽけなものに
感じるようになったら、
ちょっと考え直してみよう。
ちっぽけなもので
満足できる自分は、
いいセンスを持っていると思う。
おおげさなものでしか
満足できなくなったら、
人生には不満が多くなるだろうから。
それが幸せとは思えない。
(参考)海賊とよばれた男(百田尚樹)
No.7457