本を読むことで、自分の中に
偉大な他者を持てるようになると、
視野が大きく広がります。
(大人のための読書の全技術、齋藤孝)
自分の中身っていうのが、
本を読んだり、
他人の経験を聞いたりすると、
なんとなく濃くなったような
気がします。
しかし、それは、
だいたいは錯覚のようです。
なぜかといえば、その後に、
何かしらハプニングが起これば、
あたふたしたり、冷静になれないまま
誤った判断をする自分に戻ることが
多いですから。
ただ読んだり、ただ聞くだけでは、
まだ足りないということでしょう。
だからといって、
それらが無駄とは言えません。
まだ自分の実になっていないだけで、
ちょっとずつ、自分のなかに、
何かしら蓄えられてはいるのです。
だから、あきらめず、
自分を育てるしかないです。
まだまだ足りないな、と思いながら、
読み、聞き、学ぶしかない。
今日も、がんばろう。
No.7460