不幸の比べっこなんか
しても仕方ないでしょ。
(キャロリング、有川浩)
心を満たしたい、
人にちゃんと評価してもらいたい、
がんばっていると思われたい、
そう考えていながら、
同情されることや
「かわいそう」と思われるために
不幸な部分、恵まれない部分だけを
見せようとするのは、おかしい。
それでも、
自分より評価される人がいたり、
がんばっている人がいると、
どうしても、そちらに走ってしまう人。
比べることに縛られる、
比べることでしか生きられない。
そんな状態になってしまう人は、
少なくないかもしれない。
絶対に比べるな、
っていうのは実際むずかしい。
それは、人と関わるな、
と言っているようなものだろうから。
きっと、自分のなかに
モノサシを持たないと
いけないんだろうな。
それがないうちは、
他の比べるばかりになる。
(参考)キャロリング(有川浩)
No.7528