ほとんど代わり映えがしなくても、…

ほとんど代わり映えがしなくても、
まったく同じ日というものは
二度とない。
いくら思い煩うことがあっても、
翌日にはまた違う日になり、
そうして否応なしに時は流れて、
何かが積み重ねられていく。

自分たちに出来ることは、
流れに身を任せることだけだ。
そうするうちに、いつか
何かが見えるかも知れない。
今日は今日で、おしまい。
そしてまた、違う明日がやってくる。

(すれ違う背中を、乃南アサ)

仮に、私にとって、
今日という日が
特別な日であったとしても、

他の人にとっては、
いつもと変わらない1日に
過ぎないってことの方が多い。

私だけが、
今日を特別な日にしようと、
力んだところで、
それに共感してくれる人は
おそらく少ないだろう。

なんでもない毎日を、
特別な日のように、

特別な日を
なんでもない毎日のように、
生きられたら、おそらく、
日々の充実感は増すんじゃないかな。

そして、他人に
がっかりすることも
少なくなるだろう。
大切なのは、自分だから。

(参考)すれ違う背中を(乃南アサ)

No.7575

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