よく「後悔のないようにやろう」と…

よく「後悔のないようにやろう」と
声を掛けますよね。
でも、どれだけやっても
後悔は絶対すると思うんです。

だから、後悔しないことを
気に掛けさせるよりも、
今自分の目の前にあることに
ベストを尽くし、
それを積み重ねていく方向に
意識を向けてあげるように
心掛けることが大切だと思います。

(高畑好秀[漢検ジャーナル])

余計なことを考えていれば、
本来もっている力を出せないのは
もちろんのことですが、

「余計なことを考えないぞ!」
ということに思考が奪われれば、
それこそ、余計なことになります。

将来のことを考えて
ちゃんと勉強しよう、

家族のために
しっかり仕事をしよう、

とかの言葉も、
それに近いかもしれません。

そんな言葉を意識するよりも、
「これは何をしたら分かるか」
「これはどうしたら解決するか」
みたいな思考に集中した方がいい。

その「こと」に集中させるつもりが、
いつの間にか「精神論」に
集中させている。
日本人にはありがちかもしれません。

思考の邪魔をさせないために、
どんな言葉をかけるかって
意外と工夫が必要です。

(参考) 一流だけが知っている自分の限界を超える方法(高畑好秀)

No.7585


「原因」と「結果」の法則(ジェームズ・アレン)

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