夫婦のすべては離婚予備軍。
(中村久瑠美、1000件の離婚を手がけた弁護士)
何事も、終わりは来るけれど、
その終わり方をどうするかは
準備できることも多い。
夫婦のすべてが
離婚予備軍なら、
会社のすべても、
倒産予備軍と言える…
そういう危機感がないと、
その流れの通り、
結末を迎えてしまうかもしれない。
知人女性が言っていた。
その時、彼女は結婚21年目。
お子さんがいらっしゃらなかった。
「うちら夫婦は、いつも真剣勝負よ。
一緒にいる理由がなくなったら、
すぐにでも、終わりが来るから。」
通常の夫婦は、子育てが終わって初めて、
さあどうしようかと向かい合い、
模索が始まる「二人だけの生活」が、
彼女たち夫婦の場合は、ずっとそれが続いている。
真剣勝負は、
結婚前ばかりでなく、
結婚後にも言えること。
いつも、血や汗を流すようなこと
じゃないだろうけど、少なくとも、
安易な過ちは避けた方がいい。