カテゴリー: 自分の心

実は失敗を笑いに変えることができるのは、人間の成長の証なのではないかと私は思っています。人が失敗話を楽しんで聞くのは、そういう心の余裕を見て楽しんでいるのではないかという気もします。 (雑談力、百田尚樹)

つづき 失敗

ときどき空白の時間がないとだめなような気がするんです。…いつもいつも根を詰めて考えていくというのは、やっぱり人間には不可能に近いことなんだと思います。長さはわからないですけど、リラックスして、精神とか頭とかを…

つづき 空白の時間

人間は見慣れているものが目の前にあるあいだは、見慣れていないものをほとんど信じられなくなっている。 (悪魔の手紙、C.S.ルイス)

つづき 見慣れているもの

なんにもないからこわくないんだいつでも旅に出られるんだ[なんにもない] (朝のかたち、谷川俊太郎)

つづき 旅に出られる

大きな人生なんてない。ただ、小さな幸せがあるだけ。 (銀河食堂の夜、さだ まさし)

つづき 大きな人生

自分はひとりだけれどひとりではない、大勢の人間が自分の中に同居していて、さまざまに考えているのだ (おらおらでひとりいぐも、若竹千佐子)

つづき ひとり

ありのままの自分というのは、本当は、ありのままではいけないと努力している自分、のことを指しているに違いない。 (恋するチカラ―恋なんて、少し不幸ぐらいがちょうどいい、唯川恵)

つづき ありのままの

人間の心のうち、意識というのは氷山の一角に過ぎない。水面下にある無意識の方が、はるかに広大なんだ。 だから、自分自身の心の動きも、なかなか理解することができない (新世界より、貴志祐介)

つづき 氷山

何かをなくすと、そこには何もなくなるんじゃなくて、別の世界が立ち現れたのである。 もともとそこにあったんだけれども、何かがあることによって見えなかった、あるいは見ようとしてこなかった世界。 (寂しい生活、稲垣 えみ子)

つづき 別の世界

だけど「失う」ってなんだ?俺たちはみんな、素っ裸のゼロから始まったんだぜ?失ったんじゃねえ。「元に戻った」だけさ。 (チェーン・ピープル、三崎 亜記)

つづき 失う