カテゴリー: 時間の大切さ

人は誰もが独り、時の川をボートで漕いで進んでいる。だから未来は常に背後にあり、見えるのは過去ばかりだ。 川沿いの景色なら、遠ざかれば自然に視界から消えてゆく。それでも消えないものは、目に見えているのではなく心に焼きついて…

つづき 時の川

絶対に失敗しないと言いきれることが、自信ではない。やれることは全部やったと言いきれることが、自信である。それは、他者に主張するようなものではない。自分自身に対して、「自分はこれで精一杯だ」と宣言すること。これが素直に言い…

つづき 自信

趣味でも仕事でもひとでもいい、愛を傾けられる対象があることこそが、人間を支えるのではないかと思えてならないのだ (愛なき世界、三浦しをん)

つづき 傾けられる

この人生、大変なんだ。そうではあるけれど上を向いて生きたいじゃないか。そんな思いをこめている。今年こそは、来年こそはといつも思い、また相変わらずの一年が過ぎていく。しかし、力及ばずとも精いっぱいやるしかない。ほかにやりよ…

つづき 上を向いて

人生はなにごともいちかばちかの勝負よ。だから面白いのよ。 (夏への扉、ロバート・A. ハインライン)

つづき いちかばちか

基本的に、過去も未来も今を輝かせるためにある。逆ではないのだ。 過去の写真を見て自己肯定感を持てたら、今の時間がより輝いて見える。未来が明るいと感じられたら、今の時間がより楽しくなる。 そういう理由で過去や未来は存在して…

つづき 輝かせる

同じことの繰り返しがむなしい日もあれば、幸せだと感じる日もある、か (沢村さん家の久しぶりの旅行、益田ミリ)

つづき 繰り返し

人は、色々な事情を抱えて生きているものだ。そういう事情に、ひとつずつ、きっちり決着をつけながらでなければ次のことを始められないというなら、人は何も始めることなどできないのだ。 人は誰でも、様々な事情を否応なくひきずりなが…

つづき 抱えて

そうですよね。そんなに簡単にわかることじゃないですものね。時間が経ってから、あれはそういうことだったのか、と思うこと、ありますものね (夜の谷を行く、桐野夏生)

つづき 時間

わたしは、幸せになった。幸せをつかんだ。ううん、そうじゃない。幸せにも人生にも、本当はゴールなんてなくて、ゴールを目指す過程ことが幸せな人生。だから今、この瞬間も、わたしは幸せ。 (曲がり木たち、小手鞠るい)

つづき ゴール